車の保険でイーデザイン損保に加入している人はその特典のひとつの「メディカルコールサービス」というのが利用でき、保険に加入してから2年目以降でしたら、「専門医相談サービス」というサービスが受けられます。
※別の記事に詳しく書いてますが、専門医相談サービスを受けられる保険はイーデザイン損保以外にもいくつかあります。
メディカルコールサービスは別の記事でも紹介した「電話医療相談」と似ているのですが、普通の電話健康相談では、相談相手は看護師であることが多く、医師の場合もありますが専門の医者とは限らないのが現状です。
例えば、ある医療相談サービス会社が雇っている医師が皮膚科だった場合、水虫の相談なら専門的知識もあってより高度なアドバイスが可能ですが、他の病気の相談には微妙な対応しかできません。
もちろん、日常的な健康の相談に関しては「電話健康相談」を利用するので十分なサービスです。
ですが、特に「ヤバい病気」の相談のときは看護師や専門外の医師では手に負えないこともあります。
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✅ 医師からの薬の相談件数:年間約1,000件
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目次・・・
この記事で紹介するイーデザイン損保が提供している「メディカルコールサービス」の「専門医相談サービス」はその病気の専門の医師に健康の相談に乗ってもらえるという他にはないサービス
イメージはこのような感じです。
その病気の専門の医師に相談できる
ちなみに、対応している診療科は30科もあるようです。
対応可能な診療科
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一般内科
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一般外科
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小児科
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産婦人科
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眼科
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耳鼻咽喉科
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皮膚科
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歯科
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心療内科
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精神科
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泌尿器科
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消化器内科
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消化器外科
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循環器内科
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心臓外科
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整形外科
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脳神経外科
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内分泌内科
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呼吸器内科
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呼吸器外科
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乳腺外科
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甲状腺科
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血液内科
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小児神経科
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口腔外科
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腫瘍内科
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腫瘍放射線科
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緩和ケア
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漢方医療
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医療ソーシャルワーカー
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このサービスはかなり質の高いアドバイスがもらえて便利なのですが、なかなか利用している人が少ないようですので、自分の実体験をもとにこのサービスがどういったものか紹介していきます。
メディカルコールサービスを利用するときはどこに電話をするか?連絡先は?
メディカルコールサービスを利用するときの連絡先はイーデザイン損保のホームページから確認することができます。
電話番号:0120-073-097
対応可能時間帯:9:00-21:00
メディカルコールサービスに電話する前に準備するものは?
対応可能な時間帯にこの電話番号にかけますが、その際に証券番号が聞かれますので証券番号を準備しておきましょう。
証券番号を把握する
証券番号はイーデザイン損保のホームページからログインすることで確認できます。
相談日は別の日になるので、自分のスケジュールを把握してから電話する
専門医による相談は予約制なので自分のスケジュールを把握したうえで電話しましょう。※専門医ではなく簡単な相談を看護師や保健師さんに相談したい場合は予約なしで相談可能です。
実際に利用したときの流れを紹介!
ではここで私が実際に相談した実例をもとに利用の流れを解説します。
まずは相談予約の電話(0120-073-097)
自動ガイダンスが流れますので、希望のサービスをプッシュボタンで選んでください。
「専門医相談サービス」をする場合は「2」番だったと思います。
オペレーターと会話する
オペレーターの方に繋がります。
この段階で本人確認の手続きがあります。
具体的には、名前や証券番号の確認を行います。
※この時点で専門医相談サービスを利用したいことは把握されているのでその前提で話が進みます。
次に「何科の医師に相談するか希望の科はありますか?」と聞かれます。
もし電話の時点でどの科の医者に相談するか決めていなくても、オペレータは看護師なので話ながら「その症状なら○○科ですね」って感じで薦められます。
※オペレータは看護師の〇〇ですと名乗っていましたので病気の知識はあります。
その後、どのような症状があるのか概要を教えてくださいと聞かれました。これは担当の医者に前もって患者情報を伝えて円滑に相談を進めるためです。
ちなみに私はこのように伝えました。
1年程前に40℃の熱が出て、前立腺炎を診断され、近医で治療していましたが、半年後に高熱が出たため同じ病院に行き治療しましたが、半年後にまた高熱が出て前立腺炎を再発しました。その後、抗菌薬を飲んでも腰のだるさなどがずっとあって別の病院に代えたのですが、その後2度ほど熱が出てます。
そこの医師にはストレスが原因と言われるのですが、ストレスが高い職場ではないほうですし、高頻度で再発を繰り返すことはあるのか?なには別の大きな病気がかくれているのではないか?この後どうしたらよいか?大学病院などに行くべきか?泌尿器科でいいのか?といった点を悩んでいます。
ここで具体的に説明しないと、この情報をもとに医者は予習(人によるかも?)するので相談の質が変わってくると思いますので注意してください。
専門医のスケジュールと自分のスケジュールが空いているところに予定をいれます。
私の場合は泌尿器の医師を希望したのですが、結構空きがないようで、私の場合は20日後しか空きがありませんでした。
そして、予定日の予約時間になりましたら、指定の電話番号に電話してくださいとのことでした。注:最初に電話した番号とは異なりますので注意してください!
注意!
予約はなかなか取れない。最低1週間は見る必要がある
すぐ(その日とか)の専門医相談は基本不可能なので、緊急の相談(今すぐなんとかしたい!)って感じの相談には向いていないと思いました。
予約当日になったら、自分から指定された電話番号に電話する
指定の電話番号に電話するとオペレータのかたが出ます。
そのあと担当の医師につないでくれます。
どんな医者なんだろう?とか、怖い感じの人だったらやだなーとか、そんなこと相談してくるなよとか思わないかなーとか考えて、少し結構緊張しました。
ですが、私の担当の先生はとてもやさしい感じで声の感じから結構ベテラン先生だったと思います。
ちなみに私の相談に対しての回答は簡単にまとめると以下のようになります。
✔ ストレスで前立腺炎を繰り返すことはありえる
✔ これまでの治療は問題ない(間違った治療方針ではない)
✔ 画像(CTやレントゲン)の検査をしていないので、次に発熱したら画像診断ができる大きな病院に行ったほうがいい
最後にメディカルコールサービスの専門医相談サービスのおすすめの利用方法を紹介!
基本的には、健康に関する相談ならなんでも大丈夫ではあると思います。
ただし、注意しないといけないのは、相談は予約制ということです。しかも、予約は1週間以上は先であると考えたほうが無難です。
ですので、以下のような相談は不向きです。
すぐに回答が必要な相談は難しい!
✔ 急に発熱したのですがどうしたらよいでしょうか?
✔ 子どもが異物を飲み込んでしまったのですがどう対応したらよいでしょうか?
✔ 転んで頭を打ったようなのですが大丈夫でしょうか?
※専門医相談は予約制で1週間後くらいになります。上記のような相談は1週間も待てませんので専門医相談には不向きと思われます。
じゃー、どのような使い方がいいかというと「セカンドオピニオン」として使う方法です。
セカンドオピニオン
医療の分野の場合、患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に求めた「意見」、または、「意見を求める行為」 参照:wikipedia
つまり、現在病気の治療中だけど、今の治療方針が正しいのか?という相談をすることです。
イーデザイン損保に加入している人はもったいないので積極的に「専門医相談サービス」を利用しましょう!
イーデザイン損保に入っていないから関係ない?東京海上日動グループの保険に加入していれば専門医による電話健康相談ができる!
東京海上の保険に入っていなくても、クレジットカードを持っている方ならカードに医療相談サービスが付帯していることがあります。詳しくはこちらにまとめてありますので参考にしてみてください。