私の周りの薬剤師は、30代後半から40代でも転職する人は多いです。
薬剤師は転職に強いので、より良い職場を求めて転職を検討しているのだと思います。
ですが薬剤師が転職を検討する際には、年収は上げたいと思うわけですが、薬局薬剤師から別の薬局の薬剤師では年収が上がるとしても10万円とか20万円とはではないでしょうか?
では、100万~200万という単位で年収を上げるのは無理なのか?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
その方法を結論から言いますと、実際に私は転職活動により300万円の給与アップを実現させた方法でもありますが、それは「製薬会社に転職する」というのが結論になります。
薬剤師から製薬業界なんて無理と思っている人が多いですが大間違いで、2つのポイントを押させれば製薬企業への転職は可能となります。
参考:【面接の質問と回答を公開】最大手外資系製薬企業のメディカルアフェアーズ部門から900万円でオファーをもらう方法とは?
本記事では、薬剤師から製薬企業に転職するための2つのポイントを紹介します。
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目次・・・
【年収アップのポイント】 製薬企業に転職するための2つポイント
☆専門薬剤師の取得
ここで重要なことは「認定薬剤師」ではなく「専門薬剤師」であることです。
実際に転職活動の面接のときに専門薬剤師を持っていたことは評価される印象があります。
ちなみに、専門薬剤師にはいくつも種類がありますが、おすすめは「癌関係の専門薬剤師」が製薬業界のニーズが高いのでオススメです。
参考:【専門薬剤師監修】専門薬剤師が最終的に行き着いた勉強法・教材はこれ一択!
☆TOEIC800以上を取る
薬剤師で英語論文が読める人がそれなりにいますが、英会話ができる人はほぼいません。もちろんビジネスレベルで英会話ができるのが理想ですが、外資に入ったとしても必ず国際的なやり取りを英語でする部署とは限らないので「英語力のポテンシャルはある」というアピールをするためにも「TOEIC800以上」を取ることをおすすめします。
TOEICスコア800以上を取得することで、外資系の製薬企業への転職も可能となり年収アップの可能性も高まります。
【大学病院と製薬企業と保険薬局の給料を比較】実際の転職活動で給料はどう変わったか?
2つのポイントを押さえて転職活動を行った結果、無事に世界トップ3の外資系製薬企業の学術部門に内定をもらうことができました。(上の方のプロフィール覧に内定通知書を表示しています)
製薬企業は本当に給料はいいのかを比較するために製薬企業と同時並行で受けた保険薬局からの提示された給料と比較してみます。
ちなみに私の年齢は30代後半で薬剤師歴は大学病院で13年という経歴です。
【給料比較表】各転職先の給料比較のまとめ
転職先 | 年収 |
---|---|
大学病院 | 750万円 |
製薬企業 | 900万円(学術部門) |
調剤薬局 | 720万円 |
見てわかるように大学病院から調剤薬局に転職した場合では、給料は上がりません。
一方で、大学病院から製薬企業に転職成功すると、150万以上も年収がアップしました。
【結論】 薬剤師が100万円以上給料を上げる最も再現性が高い方法
30代から40代の薬剤師が年収を上げるためには、製薬企業への転職が有望であることを証明しました。
一方で、薬剤師が病院や薬局に転職すると年収が下がる可能性もあります。少なくとも大幅な年収アップは難しいということが今回証明されてしまいました。
ただし、一部の保険薬局では専門薬剤師に対して手当を支給する制度があるため、そういうところを狙えば年収アップの道もあるので幅広く転職活動をすることをおすすめします。
以上が30代から40代薬剤師の転職における年収アップのポイントと具体的な方法です。転職を検討する際には、自身のキャリア目標や将来のビジョンを考慮し、綿密な計画を立てて行動してください。
私も実際に最大手の製薬企業の学術から内定をいただいていますし、私の周りでも製薬業界に転職して100万以上の年収アップを実現している人がいますのでかなり再現性が高い方法ですのでおすすめです。