【間違って選んでない?】イブプロフェン ロキソニンの違いは?どっちが強い?を専門薬剤師が解説!

イブプロフェンをロキソニンの違いは?どっちが強い?

頭痛の時の市販薬を買って治すという人は多いと思います。

頭痛の時に飲む薬として有名なもので「イブ(イブプロフェン)」や「ロキソニン」が有名です。

代表的な頭痛薬
イブ(成分:イブプロフェン) ロキソニン(成分:ロキソプロフェン)

では、どちらの方が頭痛に強く効くのか?

ということですが、

結論から言うと、「イブ」と「ロキソニン」では頭痛に対する効果の強さは変わりません。

ではどちらを選んでも同じかと言うとそうではなく、選ぶなら「ロキソニン」を選ぶことをおすすめします。

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どうして「イブ」ではなく「ロキソニン」かと言うとロキソニンの方が「安全」だからです。

この記事では、以下のことを解説していきます。

  • イブプロフェンロキソニンの効果の強さは同じという根拠は?
  • イブプロフェンよりもロキソニンのほうが安全という理由は?

監修薬剤師

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イブプロフェンとロキソニンの効果の強さは同じという根拠は?

イブプロフェンが頭痛を治す強さとロキソニンが頭痛を治す強さはどっちが強いか調べた研究があります。

頭痛が起こってから薬を飲んで、どれくらいで効いてきたか?

そして、

どれくらい痛みが取れたか?

を比べた研究です。

その結果、「イブ」も「ロキソニン」も飲んでから30分後から効果が現れて、その後、約2時間後には頭痛を取り除くことができたことが証明されています。

頭痛を取ると効果の強さは同じ!

イブプロフェンよりもロキソニンのほうが安全という理由は?

ほとんどの薬は副作用が一定の確率で起こるものですが、できるだけ副作用が出にくい薬を選ぶのが賢い選び方ポイントとなります。

では「イブ」と「ロキソニン」ではどちらが副作用が出やすいか?というとイブ(イブプロフェン)のほう副作用が断然起こりやすいことがわかっています。

ロキソニンと比べて、副作用の発現率ではイブプロフェンの方が2.03倍高かった。 

参考:医学と薬学・第69巻第2号・2013年2月


ちなみに主な副作用としては胃が痛くなるなどの「胃腸障害」です。

ですので、頭痛に対しての効果が同じであれば「安全」な方を選ぶことが大切です。

まとめ

イブプロフェンロキソニンでは頭痛を治す効果の強さは同じ
イブプロフェンロキソニンでは副作用はイブプロフェンのほうが出やすい

以上のことから頭痛に対してはまずは「ロキソニン」を選ぶことをおすすめしています。

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