オンライン診療にすると本当にメリットがある疾患4選+α!デメリットもわかりやすく解説

オンライン診療 は、日本ではまだ馴染みがないですが、アメリカではすでに身近なものとなっており、4憶人が利用しているといわれています。(これは外来で診察を受けている患者の3割にあたります。)


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 日本においても、平成30年4月より保険適応となり、徐々に関心が高まっておりSNSを見てみると

実際、オンライン診療を利用してみたら、家に薬が届くんですね。とても便利

と実際に利用した方も結構いらっしゃいます。
ただ、一方で、

インフルエンザで動けないときに、オンライン診療で治してくれないのかな?

など、どの疾患ではオンライン診療が可能で、どういったことはできないのか、よくわからないという方も見かけます。

ここでは、オンライン診療を利用することで便利でお得になる疾患を具体的に紹介しながら、オンライン診療のメリット・デメリットについて解説していきます。
この記事はこんな方におすすめです。

✔ オンライン診療に興味があるが、いまいちどういうものか、どんな流れなのかわからない
✔ どんなメリットがあるのか?
✔ 誤診されそうで怖い。デメリットもあるんじゃないか?
✔ 料金は高い?料金は普通の診察と比べていくら?

このサイトは専門薬剤師の監修をもとに作成しています。


2020/4/7時点でオンライン診療コロナの流行時期に限定で規制が緩くなってます。
詳細はこちらにまとめていますので、参考にしてください↓




オンライン診療で治療を行うと便利な疾患を4つ紹介

オンライン診療はどんな病気でもいいというわけではありません。

オンライン診療していいですよって病気の種類ごとに国が許可していいか判断していってます。

この病気はオンライン診療でもいいけどこっちの病気はだめだよねって感じです。

オンライン診療してもいいですよって病気の一覧はこちらにまとめてあるのですが、みてもらってわかるようにたくさんあります。

じゃーここに載っている病気だからオンラインで病気の診察を受けたいなーって思うかもしれませんが、安易にオンライン診療を受けることはおすすめしていません

2020年時点でのメリット・デメリットを考慮するとオンライン診療を利用するなら、この4つの利用方法がおすすめです。

AGA(脱毛症)の治療
✔EDの治療
✔まつ毛育毛外来
禁煙外来

オンライン診療を受け入れている疾患がいくつかありますが、

逆に言いますと、この4つの疾患以外でのオンライン診療の利用はメリットがありません

オンライン診療を利用するなら規制が厳しくない自由診療がオススメの理由

理由:自由診療は定期的な診察の義務がない

自由診療の反対の意味となる言葉は保険診療といいます。いわゆるふつーに風邪に病院にかかって3割負担で診てもらえるイメージのやつです。)

この保険診療のオンライン診療はとても面倒なしばりがあります。

それは3か月に1回は病院に行かないといけないという決まりがあります。
※このように制限している理由はオンライン診療は始まったばかりで、国も慎重に導入を進めているため現時点では多くの制限を設けています。)

ですが、このしばりも保険診療に限ったことであって「自由診療」ではここまでの制限がありません。
※自由診療とは、国の医療保険を使わずに全額自己負担を行う医療で美容整形などが自由診療にあたります。

 自由診療のオンライン診察の流れのイメージとしてはこんな感じです。


最初(初診)は対面で診察を行います。(いわゆる普通の診察です)

オンラインでも問題ないことを確認したら2度目からの診察は病院に行く必要がなくなります。(必要な検査などを実施した上ですが・・・)

定期的な対面での診察が必須ではないので、副作用の出にくい疾患しかオンライン診療に向いていないとも言えます。(副作用が出やすいと検査のためにこまめに病院に行かなければなりません!)

副作用が出にくい治療で、さらに自由診療でないとオンライン診療の恩恵が受けられない!




保険診療で行うオンライン診療の実態を解説! 

自由診療ならわざわざ病院に行く必要もなくなんとなくメリットをわかってもらえたかと思います。

じゃー本当に保険診療はメリットがないの?って思うと思いますので説明します。

巷にはオンライン診療を無条件におすすめしている情報がありますので、私としてはここを読んでも「それでもオンライン診療がいい!」と思った人のみオンライン診療を利用することをおすすめします。

オンライン診療ってそもそもどんなの?

自宅で、PC、スマートホン、タブレット等を使って医師の診察を受けることができる制度になります

診察の代わりに医師とテレビ電話で話すだけ!薬は郵送されてきます。

※注意点としては、メールやチャット形式ではなくテレビ電話を使って映像と音声でやりとりしなければなりません
といっても、なにか準備が必要なわけではなく、日常的にもよく使っている「LINE」などを用います.

 事前に医師と日程を調整しておいて、予定の時間になったら医師から電話が来るイメージです。

ただし、病院によってはLINEではなく、独自のオンライン診察専用アプリを使っている場合もありますが、使い方はLINEなどと変わりありません。

スマホにダウンロードして、あとはLINEのテレビ電話と同じように使用するだけです。

予約から診察・薬の受け取りまでの流れ

オンライン診療の流れはこちらに詳しく説明してますがは簡単にはこのようになっています。

この流れは病院やクリニックによる違いはほとんどありません。

オンライン診療を受ける上での注意点としては、診察をテレビ電話で受ける際は、外やカフェなどではなく、周りが静かな場所で行うことをおすすめします。

オンライン診療が可能な病院やクリニックはどのくらいあって、どこにあるの?

当サイトが調べたところ、オンライン診療を行っている医療機関902施設となっています。以下の地図をズームアップして医療機関の検索が可能です。診療科ごとに検索する場合はこちらが便利です。

住んでいる近くの病院や、よく行くクリニックがオンライン診療をやっているか一度調べてみると「この病院はこんな疾患に対してオンライン診療をやっているんだ!」と意外な発見があると思いますので検索してみることをおすすめします。

オンライン診療は思っているほど便利なものではない!

 ここまでの説明からオンライン診療ってよくわかんないけど、きっと利用すれば便利なんだろうなってイメージを持ったのではないでしょうか?

色々と説明しておいて申し訳ないですが、オンライン診療は実はそんなに便利なものではありません。

オンライン診療のメリットは、おそらく多くの方は想像できるのではないでしょうか?

例えば、

「病院で長い間待たなくても、家で診察受けられて、薬の家に届くので楽」

この印象で間違いはないのですが、良いことばかりではありません。

 あまりよく知られていませんが、オンライン診療のデメリットが結構ありますので解説していきたいと思います。

オンライン診療で診てくれる疾患の種類はあまりない

実は、オンライン診療をしてもよいと認められてる病気はあまり多くありません。

保険診療で認められている代表的な病気を紹介します

オンライン診療料算定要件より算定可能と思われる疾患を抜粋するとこれだけです。

オンライン診療で可能な主な疾患
高血圧、
慢性心不全、糖尿病、心不全重症心身障害、発達障害、重症児者、注意欠如・多動症、てんかん、睡眠時無呼吸症候群、在宅医療

もっと詳細に知りたい方はこちらにまとめていますので、参考にしてみてください↓

あまりよくわからない病気もあると思いますが、ほとんどが自分には当てはまらないのではないでしょうか? 

 このようにオンライン診療が認められている病気は、生活習慣病と言われるのもや小児の重症な病気で頻繁に病院に通うのが大変な疾患に限られています。

これじゃー使い勝手が悪いよということで、病院や患者からもっと対象疾患を拡大してほしいと要望はかなり出ています。

要望があるが、2019年時点ではオンライン診療の対象ではない疾患

要望があるのにオンライン診療が認められていない主な疾患
「風邪」「インフルエンザ」「けが」「花粉症」「うつ病」など

 オンライン診療が認められる病気の方であれば、病院に行く手間が省けますので、このオンライン診療はうまく利用すれば、とても効率的に病院を受診できます。

 しかし、該当する人が多くないのも事実で、また該当する方は高齢者などであることもあり、スマホなどの通信機器に馴染みがない方であったりもしますのでなかなか利用はされにくいのか現状です

オンライン診療は病院に行かなくてもいいわけではない!

 これも誤解している方が多いのですが、例えば、血圧が高くてずっと同じ薬を飲んでいて、病院に行っても「変わりありませんね」って医者に言われて同じ薬をずっと飲んでいる人がいるとします。

 この方がオンライン診療ができる病院に行けば、ずっとオンライン診療になると思っている人が多いのですが、これは間違いです

一般的な通院方法

1か月に1度診察を受けている様子です。

当たり前ですが、毎回病院に行って診察があります。

では、オンライン診療になると、多くの人はこんな感じになるんじゃない?ってイメージするのではないでしょうか?
オンライン診療を使えばこんな感じ?(実際は違います!)

もう病院に行かずに、スマホで診察が完了するイメージ

毎月受けていた診察の代わりに、スマホで診察を受けられるって思う人が多いのですが、これは間違いです。

実際はこのようになります。

実際のオンライン診療の流れ

このように定期的に通常の診察を挟まなければなりません。

具体的には3か月に1度の通院が必要となります。

毎月通院していたのが、オンライン診療なら3か月に1度の通院に減るなら楽になっていいじゃないか?

このように思う人もいますが、実際は全然メリットにはなりません!

なぜなら実際の普通の診療もお薬を3か月分出して、3か月に1度の診療で済むことが多いのです。

これは厚労省が公表している資料の一部ですが、何が書いてあるかと言うと、病気の状態が安定している方には、長期(一般的には90日分)の処方を行ってもよいとしています。

つまり、病状が安定している方は、そもそも通院はか月に1度受診すれはよいということです。

90日分も大量に薬をもらっても、飲み忘れとかあって薬が余ったりするなど薬の管理ができないって人もいます。そういった方にはオンライン診療がいいのではないかという人がいますが、これも間違いです。

薬が余ったりして管理ができないって人には分割調剤という方法を導入してもらうことで解決します。

分割調剤とは?
病院には3か月に一回の通院でよいのですが、薬局には1か月に1度行って(つまり3か月分の処方を3分割)して、薬が余ったりしたらその分減らしたりなど、薬剤師が調節してくれるサービスです

オンライン診療は病気の症状が安定している方に限定されています。しかし、病状が安定していれば、通常の対面診療でも3か月に1度だけ病院に行くだけです。

つまり、オンライン診療を行う場合の「3か月に1度は対面診療を行う」という条件がある限りオンライン診療のメリットは皆無と言えます

さらに、オンライン診療を行っている病院に移っても、すぐにオンライン診療で診てくれるわけではない

さらに細かい条件がありまして、オンライン診療を行う前の半年間は通常の対面診察を行い、そのあとにオンライン診療に移行しなければならないという決まりがあります。

 ですので、例えば高血圧の方がオンライン診療で診てもらいたいからオンライン診療をやっている病院に移ったとします。ですが、他の病院でずっと診てもらっていたにも関わらず、新しい病院で半年間は通常の対面診察を受ける必要があります

オンライン診療に移行するまでが、面倒で、さらにオンライン診療に移行したとしても3か月に1度は病院に行かなければなりませんので、あえてオンライン診療を行っている病院を探してまで移る必要性はないと言えます。

ただし、対面診察なしでいきなりオンライン診療してもらえることもある!

初診からオンライン診療をするべきではないかという意見がこれまでいくつかあります。

要望があった疾患はこのようにいくつかありますが、実際初診からオンラインが可能なのは赤文字のものだけです。

男性型脱毛症(AGA)
・勃起不全症(ED)
・季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)
・性感染症
緊急避妊薬

 この中で2019年6月時点で対面診察しなくても、オンライン診療が可能なものとして、緊急避妊薬の処方が認められる方針となりました。

詳細はオンライン診療での緊急避妊薬(アフターピル)の記事で診察の流れや料金などを詳しく説明しています。

オンライン診療のメリットは対面診療よりも数千円安くなる可能性がある!

オンライン診療と通常の診療を比較すると、オンライン診療の方が病院へ支払うお金の額は安くなることが多いです。もちろん、病気の種類によりますので、必ず支払いは安くなるというわけではありません。

参考:オンライン診療と対面診療の料金比較

毎度の診察料を少しでも節約したいという人はオンライン診療に切り替えてみることも検討してみてください。

オンライン診療は病院会計の方法にも注意が必要! 

 ちなみに、料金の支払い方法は通販で行うように、オンライン診療ではクレジットカードで支払うことが多いのです。代引きやコンビニ振り込みなどを導入している医療機関もありますので、病院に確認してください

 もしも、オンライン診療を受けたいと思っている病院がクレジットカードでしか受け付けていない場合はクレジットカードを作る必要があります。

このように、通う回数が減らすことができたりなどのメリットのありますが、色々制限があって自分はオンライン診療は別にいいかなって思っている方も多いと思います。

ですが、病気の治療以外にもオンライン診療は利用価値がありますので紹介します。

遠隔診療のメリットは病院にかかるべきかどうかを医師に相談することもできる

日ごろ生活していて、「急に熱が出た」とか「最近腕に発疹が出てきた」とはいうことがあって、「これは病気か?病院に言ったほうがいいかな?」と思うことがあると思います。

 病院に行くべきか迷った時にアドバイスを電話やメールで「健康相談」という形でもらえるサービスが既にたくさんあります。ちょっとした病気の時は利用すると病院に行かなくても済む場合もあります。

参考:インフルエンザに罹ったが、電話健康相談を利用したら病院に行く必要がなかった話

しかし、これらは「声」や「文字」で行うため、「診断」というのができませんのでできることに限界があります。

しかし、テレビ電話を使ったオンライン診療なら、電話の画像越しに顔色や状態を目で見て判断してもらえるため、より高度な診察を受けることができます

かかりつけの病院がオンライン診療できるなら高度な臨床判断をテレビ電話でアドバイスしてくれる

オンライン診療(正確には「オンライン受診勧奨」といいます)では電話での健康相談と違い、テレビ電話を使いますので、顔色や肌の状態を見ながら診察できますので、より正確な助言をもらうことができます

このオンライン受診勧奨は利用価値が高まっており、現在はこの方法でインフルエンザの診断をオンラインで行おうとする実証実験も行われています。

オンライン診療のまとめとオススメのポイント

オンライン診療の流れは「予約 ⇒ 指定日に医師と予約電話 ⇒ 薬or処方せんが自宅に郵送」

✔テレビ電話を使うがLINEなどのアプリを使用(病院によって何のアプリか指定されます)

オンラインで診療できる病気が生活習慣病や重症疾患などに限られ、なかなか利用しにくいのが現状がある。

✔保険診療ではオンライン診療を選択しても、3か月に1度は結局病院に行かなければならないため、90日分処方できる対面診療のほうがメリットに感じてしまう

✔自由診療の特に美容分野ではオンライン診療が積極的に進んでいる。

✔自由診療でも初診は病院に行く必要があるが、それ以降は通院不要なので便利

おすすめのオンライン診療の利用方法
✔ すでに病院にかかっている人は、オンライン診療を行っている病院にわざわざ移る程のメリットは今のオンライン診療制度にはなく、今診てもらっている病院がオンライン診療を導入している場合に限り利用すること考える

✔ 美容系やAGAなどを行っている病院を探すのであればオンライン診療を導入している病院を選ぶのはもちろん、これらのメニューを導入している医療機関は多いので、初診以降は病院に行く必要がないというメリットを考えると病院を移るのもあり。




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監修薬剤師プロフィール

【経歴】大学病院薬剤部で最速昇進記録⇒35歳で外資系製薬の学術から年収900万円のオファー

【資格】TOEIC815、薬物療法指導薬剤師

▶オンライン診療やドラッグストアで売っている薬で病気が治せたらいいなと思い、当サイトを立ち上げ。

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