TOEICの高いスコアを取る事は就活でかなり有利になります。
でも、TOEICって1年とか2年と勉強しないとだめなんでしょ?
って思っている人が多いと思います。
正直私もそう思ってましたが、英語が不得意な私でしたが、実際に「たった2か月」で600点から815点に伸ばすことができました。
※英語が元々得意なんでしょ?って思われそうですが、本当に苦手です。
勉強する前の私の英語力はというと、
- 留学はもちろん海外旅行すら経験がない
- 大学センター試験での英語は150点/200点
- 大学の英語の授業は外国講師の英語のみで授業するタイプでは、まったく内容が理解できない
- 就活のために頑張ってTOEIC対策を1年くらいやってやっと600点
という感じです。
ですが、勉強方法と問題集を工夫して2か月頑張ることで800点を超えることができました。
そのときに使った問題集はたった「2種類」の問題集です。
※注意:「2種類」であって「2冊ではない」ので注意してください。
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実際にどれだけ点数が上がったのか?
815点を取ったのは働きだして5年目の時なのですが、その前にTOEICを受けたのは大学生の時で、その時のスコアはこちらです。
660点なら結構いいじゃん!って思うかもしれませんが、かなり頑張ってのこの点数です。。。
これは大学生のときは就職のために、1年くらい色々対策をして臨んだ結果がこれですので英語の才能はないなと自覚したのを覚えてます。(実際、TOEICは才能では関係なくて重要なのは勉強方法だと後で気づきます)
この時はこの点数で満足していまいしたが、就職では全然有利にならなかったですね。
そして、そのまま英語を使わない仕事に就いたわけですが、TOEIC でハイスコアを持っていればもっと違う職業に付けるのでは?と思うようになり、5年ぶりに英語の勉強を始めました。
この時点では英語力はかなりなまっていたと思いますので、おそらく300点くらいの実力です。(多分)
ですが、ここから2か月で815点まで持っていけました。
ですので、実際は300点台から815点まで持っていけたと思っています。
具体的な勉強方法や問題集は後で紹介しますが、私は「英語が苦手」で「努力が長続きしない」ような性格なので、「シンプル」を心掛けた勉強方法なので多くの人にも応用できる方法だと思いますので実践してみてください。
800点まで伸ばすための「2種類の問題集」とは?
では、800点を突破するのに何を使って勉強するのか?(したのか)というと、
「特急シリーズ」と「公式問題集」の二種類です。
TOEICスコアが伸びないと結構色々な問題集に手を出しがちですか、この2種類のみを極めてください!
※実際私は最初はネットで調べた色々な問題集に手を出して中途半端にやった結果、全然点数は伸びませんでした。
TOEICのスコアを伸ばすことに特化した結果、「特急シリーズ」と「公式問題集」だけで十分と判断しました。
ただし、特急シリーズはホームぺージを見てもらうとわかりますが、めちゃくちゃ種類がありますが、売られているのを全部やる必要はありません。
実際に私が使った以下の10冊です。
☆単語: 「TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版」
☆文法: 「新TOEIC test文法特急 1駅1題」「新TOEIC TEST文法特急(2(急所アタック編))」「新TOEIC TEST 900点特急(2(究めるパート5))」「TOEIC L&R TEST900点特急パート5&6」
☆長文:「読解特急3 長めの記事編 (TOEIC L&R TEST)」「読解特急4 ビジネス文書編 (TOEIC L&R TEST)」「読解特急6 トリプルパッセージ編 (TOEIC L&R TEST)」「1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急」
☆リスニング:なし
☆本番形式に慣れる練習: 「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9」
また、公式問題集は最新のものを1冊極めてもらえればいいのですが、2冊使うと安心かと思います。※人によっては3冊使うことをおすすめしている人もいますが、単語や出題傾向がズレていたりしますので多くて2冊でいいかと思います。
特急シリーズは10冊ということで多いと思う人もいますが、1冊は持ち運びできるくらい小さいもので内容もそこまで多くないので10冊は1か月で5~6周はできます。
【超効率的勉強法】最短で800点を超える問題集の使い方とは?
これらの問題集をどのように使えば2か月で800点を超えるかというと、大前提として今回受けるテストはどういうテストか理解が必要です。
TOEICはリーディングとリスニングが出題されるテストです。なので、リーディングのところは英文を読めればいいし、リスニング問題は話している内容が聞き取れることができればよいわけです。
逆に、不要な練習は英文を書ける(ライティング)や話せる(スピーキング)能力はこのテストでは問われませんので練習は必要ないので、そこを意識しましょう。(例えば、「薔薇」は読めれば良くて、書ける必要はない と言えばイメージできるのではないでしょうか?)
そうすることで最小の努力で800点を超えていけます。
必要なスキル | 不要なスキル | |
リーディング | ・文法が正しいか判断する・英文の全体を理解する | ・0から文法を間違えないで文章を書く能力 |
リスニング | ・重要なところを聞き取る | ・一文一句聞き取る発音良く話す能力・日本語を英訳する能力 |
それでは、具体的に問題集をどのように使っていくかという説明をします。
紹介した問題集を全て下記の流れで勉強して行ってください。
最初はちゃんと解いてわからないところは理解する
→ 音源(0.7倍速)で聞きながら復讐する
→ 1.2倍速で理解できるまで復習する
→ 暗唱できる
最終的には全部の問題集を暗唱できるようになるというのが800点を超えるためのポイントです。
暗唱とはどういう状態かと言いますと、そのページの最初の文字をみれば「ああ、この文章ね」となって音源通りになにも見ないで暗唱できる状態です。
実際に私はやりすぎて、「公式問題集2冊を何も見ずに頭から最後まで暗唱できるまでになりました」※通勤時間なにも見ずに歩きながら暗唱していたものです
暗唱なんて丸暗記だから意味がないと思った人いると思いますが大間違いです。
暗唱は確かに丸暗記ですが、ちゃんとメリットがあります。
リスニング → 何を言うのか想像しながら聞けるので聞き取れる量が激増する
リーディング → 文章の意味を理解するのが格段に速くなる
どうして、暗唱できると上記のようなメリットがあるのかわからない人は日本語がなぜ早く読めてなぜ聞き取れるか想像してみてください。
日本語は実はかなり難しい言語であるということは一度は聞いたことがあると思いますがなぜみんなは日本語を理解して話せます。その理由は日本人は日本語の文章を知らず知らず大量に暗記しているからです。
例えば、A君とB君の会話で車で事故を起こしたときの会話を想像してください。
A君 「昨日、仕事に行く途中で車ぶつけちゃってさー」
B君 「◯◯◯◯」
この、◯◯◯の部分で、B君が何て言うか日本語なら想像できますよね?
おそらく、
「だから昨日仕事休みだったんだね。ケガしなかった?」とか
「それは大変だったね。保険会社に連絡した?修理代はどうなるの?」とかですよね?
逆に、◯◯◯の部分で「肝心なのは事象の結果から発生する影響を最小化することだよね?」と言われてもおそらく聞き取れませんよね?
これって日本語での大量の会話を暗記しているから出てくるので、逆に言うと暗記していない文章は、日本語でも聞き取れないということです。
どのような順番で問題集をやっていくか?
では、これらを踏まえた勉強スケジュールはどう組み立てるかと言うと、
最初の1か月 ⇒ 特急シリーズのみやる
次の1か月 ⇒ 公式問題集をメイン + 特急シリーズを毎日1周ずつ
最初の一か月で特急シリーズ10冊をやりこんでください。
勉強時間が足りなくて1か月で特急シリーズが終わってなければ2か月とか3ケ月に伸ばしてもいいかと思います。
最初は時間がかかるかもしれませんが、2~3周やれば、1冊あたり30分で1周できるようになります。
慣れたら、1冊15分でできるようにしましょう!
特急シリーズに目途が付いたら公式問題集に集中して取り組んでください。
まとめ
TOEICは適当な問題集をやっていても500点とは600点はなんとなく勉強しても到達できると思いますますが、800点台にはなかなか壁があると感じるのでないでしょうか?
またネットで「TOEIC」「おすすめ参考書」みたいに検索すると色々出てきて迷うと思います。
この記事では最小限の参考書でどのように勉強すれば「最小限の努力」で800点台を実現できるのかを、実際に英語が苦手なのに2か月で800点超えを実現した私が行った実際の勉強法その方法です。
個人的にはこれ以上の最小に努力で800点を超えた人はいないと自負していますのでぜひ参考にしてみてください。