【高感度インフル検査?】病院に行くべきか?行くならどの病院か?最新のインフルエンザ対応方法を解説!

この記事はこんな方にお勧めです。

✔インフルエンザで病院に行っても混雑していて、できれば行きたくない
✔かといって、インエンザで会社や学校に行ってしますと他の人にうつしてしまうのが心配

 冬はインフルエンザが流行し、病院はインフルエンザの患者であふれかえっています。また自分が熱が出たり、だるさを感じたら病院に行って検査をしてもらうことが通過儀礼のようになっていますが、ただの風邪なのにインフルエンザの患者が大勢いる中でそこで感染して本当にインフルエンザになっていまうこともあるかと思います。

 かといって、熱が出たりしたらそれが風邪なのか、インフルエンザなのか自分で判断するのは不可能です。病院で診察を受けるのが一番いいのかもしれませんが、かといって病院に行くものしんどかったりします。

 じゃーどうしたらいいのか結論からいいますと、そういう時はプロに任せるのが一番で、具体的にはスマホなどを使った遠隔診療で医師に相談すれば自宅から出る必要がありません。

そのあたりを詳しく説明していきます。





 

自宅に居ながらインフルエンザの診察を受けるにはオンライン受診勧告診療を受けること

オンライン受診勧奨って聞いたことない人がほとんどだと思います。(おそらく認知度は1%未満でしょう) 

オンライン受診勧奨とは、スマホのテレビ電話で医師に症状を伝えてアドバイスをもらうことを指します。

オンライン受診勧奨
自宅に居ながら、スマホの画面を通して症状を伝え、医師がインフルエンザの可能性や基礎疾患・年齢などを考慮し、受診するべきかどうか助言してくれます。

ただし、オンライン受診勧奨を行っている病院・クリニックはほとんどないのが現状です。

 当サイトで調査した限りでは50弱の医療機関でオンラインでの医療相談(設備として受診勧奨も可能な医療機関)を行っていますが、インフルエンザなどに対応しているかは個別に問い合わせください。該当する医療機関は下記からご覧いただけます。

 似たサービスで電話での医療相談がありますが、これは症状等から積極的な判断をすることが禁止されているため、基本的には病院を受診することを進められることが多かったり、一般論(患者の症状に合わせたのものではなく)としての回答するのみとなります。

 ただし、冒頭にも記載しました通り、オンライン受診勧奨と医療相談の線引きがあいまいな部分もあることから、その領域に特化した医師が専門的な助言を提供してくれるサービスを行っている会社もあるので、自分がインフルエンザかどうか迷ったら電話での健康相談をしてみるもの手段の一つと考えられます。

 

オンライン受診勧奨や電話相談を利用すれば診察を受けなくてもよいか判断をしてくれる

 インフルエンザかもと思って、倦怠感や高熱などのよくある症状があった場合、必ず病院に行ってインフルエンザの検査を受けて、薬を使用しなければならないと思っている人が多いと思いますが、必ずしもそうではありません。

たとえば、発熱など症状が出てから48時間以上経過した場合は、インフルエンザ薬を投与しても効果ない

インフルエンザの薬は、タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザというのはありますが、それぞれ使用方法に違いがありますが、共通しているのが「症状が出てから48時間以上経過している場合効かない」ということです。正確には有効性を示すデータがありません。 

子供や高齢者や持病がある人以外の健康な若者に薬を使っても、解熱が1日ほど短くなるだけ

発熱から48時間以内に使用しても、どのような効果があるか知っている人は少ないのではないでしょうか?

なにも持病がない18歳から55歳の方でしたら、効果としては発熱している期間が1日短くなるだけです。(その発熱期間の短縮が重要という方もおられますが耐性株のリスクを勘案するどうなのでしょう?)

亀田総合病院感染症科部長の細川直登先生も

「私自身はオセルタミビルを処方することはほとんどありません。基礎疾患がない患者であれば葛根湯を処方するのみです。」

と語っています。

 ちなみに葛根湯はドラッグストアで売ってますので、わざわざ病院に行く必要がありません。ドラッグストアで買える薬だけもらうために、わざわざ病院行って、長い時間待つのも効率悪いですよね?


 医療相談でインフルエンザの可能性が高いと指摘されたら、ドラッグストアでドラッグストアで葛根湯を買ってゆっくり休んでください。インフルエンザには「麻黄湯」という漢方が抗インフルエンザ薬「タミフル」と解熱短縮効果で同等との論文もあります。くわしくはドラッグストアの薬剤師の相談して購入してください。


 

オンラインではインフルエンザの検査ができないのに診断できるのか?

 確かにオンライン上では問診しかできませんので、インフルエンザ検査キットでの検査はできません。

 ただし、インフルエンザの診断は検査キットを用いなくても基本的には可能ですし、検査キットの正確性は多くの方が思っているほど正確ではありません

現に、千葉市では流行期の検査キットの使用は行っておらず、問診だけで診断します。https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/kikaku/documents/infuruenzakanikensatyuusi-posuta.pdf

※ただし、小児・高齢者など重篤リスクが高い患者に対してはアメリカのガイドラインでは検査を推奨していますので、以下の対象の方は検査をする必要があると考えられます。

検査を受けるように推奨されている方
5歳以下の小児や65歳以上の高齢者など、重症化のリスクが高い患者

 また本邦において、保険算定上(小児を除いて)、検査した上で病名をつけないと査定対象になる可能性があるためすべての患者に検査を行う場合もあります。

 

インフルエンザの検査が必要な時はそこの病院に行けばよいか?おすすめの病院・クリニックを紹介!

インフルエンザの検査を受けたいと思って、家から近いところに適当に行くのは少し危険です。 

インフルエンザの検査をしたほうがよいと推奨される上記のような方(小児や高齢者など)は、高感度インフルエンザ検査が可能な医療機関を受診することをおすすめします。

 この検査は、従来の検査キットの問題点であった「本当はインフルエンザに罹っているのにインフルエンザではないと誤診すること」を防ぎます。

高感度インフルエンザ検査は、発熱後2-3時間に早期でもウイルス検出が可能です。

従来の検査は24時間経たないと検出力が低いため病院に行っても「明日来てください」と言われることがあり、そのような二度手間をなくすことができます。

免疫が未熟なお子さんや高齢者の方はインフルエンザの感染で重症化しやすいので、インフルエンザを疑ったらぜひこの検査を受けることをおすすめします。

 高感度での検査が可能な機器は複数の会社より販売されていますが、その一つである富士フィルムが開発した(CMでも見たことがあるかもしれません)「富士ドライケム」という機器を導入している医療機関は以下のサイトで検索可能です

医療機関を検索→検索

 

流行期に以下の症状はインフルエンザの可能性が高い!
✔ 37.8℃以上の熱
✔ 鼻づまり
✔ 咳
✔ 食欲不振
✔ 筋肉痛・だるさ

 ただし、小児や高齢者では熱が上がらないなど特徴的な症状が出にくいことがあるので、保育園など流行していないかなど接触歴が重要になりますので、総合的に判断する必要があり迷ったら高感度の検査ができる医療機関を受診しましょう

診断書がないと会社や学校が休めない人は、病院に行きましょう

 会社や学校に規則によると思いますが、休む際に医師のインフルエンザという診断書を提出しなければならないところもあるかと思います。そういうところでは、遠隔診療では診断書が出ませんので注意してください。前もって自分の会社や学校に確認しておき、診断書が必要でしたら、病院に行って検査を受けてから発行してもらってください。

 診断書が不要なところは、スマホ越しにインフルエンザが疑われますと指摘されて仕事や学校を休むのみ後ろめたさを感じるかもしれません。ですが、ほとんどの方はそのまま病院にいってもインフルエンザと言われ、1週間休んでくださいと言われます。仮に検査が陰性でも「インフルエンザ疑い」で自宅待機を勧められることが多いと思います。

 

オンライン受診勧奨だけではなく、今後はインフルエンザの検査まで自宅で行える可能性がある

 現時点では、自宅ではインフルエンザの検査はできませんが、 株式会社MICINがサンドボックス制度を利用し、対象患者を限定して、インフルエンザが疑われた時は、MICINが提供しているオンライン診療システムのビデオ通話の機能を使い、医師からアドバイスを受け、医師等の指導のもと、検査キットを使って患者が自宅で検査をし、医師がその結果を見ながら、受診を促したり、自宅待機のアドバイスなどを行うという実証実験をしています。平成31年3月15日まで行われる予定で、近い将来自宅でインフルエンザの診察・検査を行えるようになると思います。

 アメリカでも自宅でインフルエンザの検査を行う方向に動いており、政府がオンライン診療システムの会社に資金を援助しドラッグストアで購入できるインフルエンザ検査キットの開発を行っており、2021年には開始する予定となっています。JAMA. 2018;320(8):748. doi:10.1001/jama.2018.11316

一番はインフルエンザに罹らないこと

 インフルエンザになったらどうするかについて書いてきましたが、一番いいのはインフルエンザに罹らないことです。

予防のためになにをすればよいかアメリカのガイドライン(https://www.cdc.gov/flu/protect/habits/index.htm)を見ますと

✔ インフルエンザの人に近づかないこと
✔ 手洗い(石鹸で洗えない場合はアルコールでの消毒)
✔ 目・鼻・口を手で触らないこと

と書いてあります。

ここで注意しておきたいことは「うがい」は推奨されていません。

うがいをしても消毒薬は喉の奥まで届きませんので基本的にインフルエンザ予防の効果はありません!

うがいについての記事も参考にしてください

日常的に過ごす中でインフル予防は「手洗い・マスク」をすることです。

手洗いは外出中などではなかなかできませんので、持ち運びできる消毒薬を備えていると効果的です。

ただし、アルコールは頻繁に使用すると手荒れの原因となり、手荒れを気にして使用頻度は減ることがよくあります。インフルエンザの予防には頻繁に消毒をする必要があるので、手荒れの少ない消毒薬を選ぶ必要があります。

おすすめとしては、こちらの商品です⤵


iPOSH(アイポッシュ) 400ml×5本

 お子さんをお持ちの方はよくご存じかもしれませんが、弱酸性に調整した次亜塩素酸を用いているため殺菌力が高いにも関わらず、水道水基準をクリアしているため安全が高いという商品で安心して使用できます。

また、金属や布類にも使用できるため、家族がインフルエンザになったらドアノブや布団などにも使用できますので家族内でインフルエンザを移し合うのを防ぐのにも役に立ちます

まとめ

✔ インフルエンザは必ず抗インフルエンザ薬で治療しなければならないわけではない。
✔ インフルエンザの検査は必ずしも必要なわけではない
✔ オンライン受診勧奨は症状などから受診すべきか適切に判断してくれる
✔ 医療相談も参考になることがある
✔ 健康な若い方(18歳から55歳くらい)はインフルエンザ薬を使っても熱が下がるのが早くなるだけ
✔ 小児や高齢者・持病がある方は、インフルエンザの場合は薬で治療したほうがいい
✔ 検査を受けるなら、高感度検査ができる医療機関がおすすめ
✔ どちらにしても発熱後48時間以上経ってしまったら、薬の効果はない
✔ 今後は自宅で検査ができるようになる可能性が高い
✔ 手洗い・マスクで予防を心がける





 

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