今回は、私が花粉症がなぜか治った話をしたいと思います。(ステマと思われないように商品のPRはないです)
基本的にこのサイトでは臨床データに基づいた薬の使い方や選び方を紹介しています。
ですが今回投稿を表示は、臨床データの話ではなく、私が体験した話です。体験談なのでしっかりとした臨床データにもとづいていません。
ですが花粉症が治ったのも事実なので花粉症でとてもつらい人にとって、参考になればと思い話をしたいと思います。
どうやって完治したかと結論から言いますと、振り返ってみると要因として以下の2点が良かったように思います。
- ヨーグルトを大量に食べた
- ピロリの除菌をした
このあたりを詳しく説明していきます。
監修薬剤師
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目次・・・
そもそもいつから・どのくらい花粉症の症状があったか?
私は小学生のころから花粉症でした。
その花粉症は段々ひどくなって、去年まで花粉症の薬が手放せませんでした。
ですか、ある時から
あれ?今年花粉飛んでる?
と思うようになりました。
天気予報を見ると
今日は花粉の飛散が多いです。
と言っています。
この時
もしかしたら花粉症治ってない?
って思った訳です。
花粉症を直すためになにをやった?どうして直ったかなにが良かったかを振り返って考えて見た。
花粉症を完治させる戦略はこれ!腸内細菌を整えて体の過剰免疫を抑える!
まず花粉症とは体の免疫機能が花粉に対して過剰に働いている状態です。
つまり、この免疫機能を落ち着かせたいわけです。
それでどのような戦略を取ったかというと、
腸内細菌を整えるというものです。
なぜ腸内細菌を整えると花粉症が治ると思ったのか?
腸内細菌を整えると体に良いというのはなんとなく知っている人が多いのではないでしょうか?
ではなぜ花粉症にも効果があるのがというと、善玉菌と悪玉菌の数に関係しています。
腸内には良い菌と悪い菌がいるのは知っていると思います。
体に菌がいても感染症を起こさないのは免疫が悪い菌を抑えているからです。
腸の中が悪い菌ばっかりだと、免疫も頑張らざるおえません。
そして、頑張りすぎると、暴走して体に入ってきた異物である本来は無害な花粉にも攻撃してしまった結果が花粉症です。
免疫が過剰に働いてしまっている原因は腸内に悪玉菌が多いからと仮説を立てた
腸内の菌を良い菌にするためにヨーグルトを食べるという誰でも思い付く戦略を取った。ただし大量に食べた!
腸内の菌を善玉菌で変えれば免疫の過剰になっている状態を正常の戻すにはヨーグルトを食べようと考えました。
ただ、ここでヨーグルトの食べ方を普通じゃない食べ方をしました。
それは、
大量にヨーグルトを食べる
です。
普通の人ってヨーグルトは100gくらいの小さいカップのを毎日食べるってかんじですよね?
あれって個人的にはどれだけ意味あるの?ってずっと疑問でした、だって、腸ってめちゃくちゃ長いわけで、腸の表面積はテニスコート1.5面分を言われています。
100g位のヨーグルトでテニスコート1.5面分の腸の面積をカバーできないと思いました。
なので私は毎日デカいヨーグルト(400gくらい?名前はビフィックス?だったと記憶)食べました。※乳酸菌の錠剤でもいいんじゃないかと思い最近は乳酸菌の錠剤に替えていますが、乳酸菌を取ることは続けています。(ヨーグルトよりも安いし、ヨーグルトはお腹が緩くなるので・・・・)
ヨーグルトは商品によって含まれる菌の種類が違いますが、個人的にはどのヨーグルトでも変わらないと思います。重要なのは量だと思います。
大量のヨーグルトでテニスコートの面積にくっ付いた悪玉菌をヨーグルトの乳酸菌に塗り替えるイメージで食べました。
ヨーグルトを半年間食べた結果、花粉症の症状が軽減された。でも完治には程遠い状態だった。
ある年の9月から半年ほどヨーグルトを食べ続けた結果、花粉のシーズンで少し症状が和らいだ感覚がありました。
というのも、これまで私は病院でオロパタジンという抗アレルギー薬を処方してもらって飲んでいました。
ですが、その年はヨーグルト効果なのかオロパタジンを半分にしても特に問題なく過ごせるような感じでした。
しかし、薬を飲まなくても過ごせる感じではありません。
これをさらに1年続けましたが、効果はそれ以上得られませんでした。
偶然ピロリの感染がわかったのでピロリの除菌をしたら、なぜか花粉症が完治した。
その後、ふとしたきっかけでピロリ菌に感染しているかどうかの検査をすることがあり検査した結果、ピロリに感染していることがわかりました。
ピロリの検査は自宅で簡単にできます。ピロリに検査やどのような人は受けたら良いかなどかなり詳しく解説していますので興味がある人は読んでみてください。
家の近くの消化器内科を受診して、ピロリの除菌を行ったわけですが、
冒頭にも書いたように、なぜか次の年の花粉症のシーズンで花粉症の症状が全然でなかったのです。
どうして、ピロリの除菌で花粉症が治ったのか?
この年に特別なことはピロリの除菌しか心当たりがありません。
ですが、実を言うと、理論的に考えると実はピロリの除菌を行うと花粉症は悪化すると考えれる。
H.Pylori感染が花粉症抑制に大きな役割を果たしていることを示唆した。参照:成人病と生活習慣病 42(10): 1228-1231, 2012.
つまり、ピロリに感染していると花粉症になりにくいということです。
実際、この報告を知っていたので、私は除菌をした後に「今年から花粉症はひどくなるだろう」と覚悟してのを覚えてます。
ですが、結果は真逆で「ピロリの除菌をしたら花粉症が完治しました」(少なくとも抗アレルギーの薬は飲んでません)
なぜ論文の報告とは真逆の結果となり花粉症が治ったのか?
これは完全に私の推測となりますが、ポイントは
ピロリの除菌により腸内細菌を効率的に善玉菌に置き換えられた
と考えています。
ピロリの除菌は抗菌薬を大量に飲むのですが、ピロリの除菌中も基本的にはヨーグルトを食べていました。
つまり、ピロリの除菌で腸内の菌が、善玉も悪玉も全部いなくなり(少なくなり)、そこにヨーグルトが入ってきてスムーズに善玉菌が定着したと考えています。(わかりにくくてすいません)
最後にまとめ
なぜか花粉症が治ったがその原因をまとめると
- ヨーグルトで腸内細菌の善玉を増やした
- ピロリの除菌で悪玉菌も一緒に除菌され、善玉菌が定着しやすい環境になり結果的に善玉菌がかなり増えた?
と考えています。(ヨーグルトメーカーさん、臨床試験やってくれないかなー?)
何度も言いますがこれは体験談ですので、科学的根拠に乏しい記事にはなりますので、過信はしないでください。
ただ、ピロリの除菌もヨーグルトを食べることも体にとっては基本的には「いいこと」なので、やって損はないのではないかと思います。
ですので、花粉症がひどい人はヨーグルトと食べつつ、ピロリの検査をしてみて、もしも陽性だったら除菌をしてみてください。
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