【最新】オンライン診療と対面診療の料金を徹底比較




 病院やクリニックに定期的に通院している方でオンライン診療にしようと考えている方の中には費用が高くなるのではないかと気になっている人が多いようです。
 オンライン診療を導入しているクリニックのホームページを見ると、料金について色々書いてあり、システム利用料とか予約料など、これまでの対面診断では書いていない料金が書いてあり高くなるのではと思ってしまいそうです。
ですが、実際は病院に支払う医療費は対面診療に比べてオンライン診療が安くなる場合が多いです

「安くなる場合が多い」のであって「必ず安くなる」わけではありませんので、その点は注意する必要があります。

 疾患や病院の料金体系にもよりますが、多くの場合で安くなると思いますので、その辺りを詳しく説明します。

 この記事はこのような方におすすめです

✔ オンライン診療に興味があるが、支払い額がどうなるのか知りたい?
✔ オンライン診療に興味があるが、料金がいくらくらいになるのか知りたい

※オンライン診療のメリットとデメリットをこちらで詳しく解説しています。
※オンライン診療はどのような流れで行われるか知りたい方はこちらに詳しく説明しています。
※オンライン診療で使用するアプリについてはこちらで紹介しています。

遠隔診療と従来の対面診断で負担する費用を比較しながら解説

遠隔診療でかかる料金は基本的に以下のようになります。

「予約料」+「システム使用料」+「診察料」+「処方箋代」+「送料」

これらを一つずつ説明していきます。

予約料

 普通、かぜなどで病院に行くときは予約などなくいきなり病院に行くことが多いと思います。
しかし、オンライン診療は必ず予約を取る必要があります。
その際の料金で、医療機関ごとに設定料金が異なりますが、0円から高くて2000円程度に設定されている病院が多いようです。

※保険算定上の理由から予約料の名目でお金を徴収できなくなったため保険診療のメニューでは基本的には0円に設定されています。

ここで料金が設定されている場合はおそらく自由診療です。
予約するのに料金が発生?と思うかもしれまんが、薬を患者さんの自宅などへ送る料金も含めた料金であることが多いです。

予約料には配送料なども含まれることが多い

システム使用料

 オンライン診療で使用するテレビ電話やセキュリティー管理を特別なシステムを使用している場合に設定されることが多い料金です。

医療機関が導入しているシステムにより料金設定が異なりますが1000円から2000円程度に設定されていることが多いようです

 ※医療機関によっては予約料をとれない場合はこちらに送料を含めた料金設定としている場合もありますので、システム使用料の内訳は医療機関のホームページをご確認ください。

オンライン診察料

 保険診療の場合はオンライン診療料として700円(3割負担であれば210円を窓口で支払う)がかかります。これは、国から指定された額となっていますので、どの病院でも同じ額が請求されます。

オンライン医学管理料

 以下のような病気では「オンライン医学管理料」が発生します。

特定疾患療養管理料、小児科養指療導料、てんかん指導料、難病外来指導管理料、糖尿病透析予防指導管理料、地域包括診療料、認知症地域包括診療料、生活習慣病管理料のいずれかを算定している初診以外の患者で、かつ当該管理に係る初診から6月以上経過した患者。

保険診療では料金としては1000円(3割負担であれば300円を窓口で支払う)となっており、オンライン診療料と同じく国から指定された額となっています。

処方箋料

処方される薬剤の種類や数により異なりますが、280円から680円の内の自己負担分(3割負担であれば84円から204円)がかかります。

送料

薬が処方された場合、自宅まで配送する場合に発生する料金となります。
料金は病院によってはシステム料に組み込まれていることもありますし、配送地域に依らず一定額に設定していたりと様々です。

全部まとめると大体いくら?

送料と薬剤費を除いた「予約料+システム使用料+診察料+処方箋代」を合わせて自己負担額は「約2000円」程度となります(そのくらいに設定している医療機関が多いです)。

実際のオンライン診療では、この2000円のほかに薬剤の費用や送料が必要となるイメージかと思います。




一方で対面診療での料金は?

病院にかかったことがある方は大体いくらくらいか想像がつくと思いますが、比較のために普通に病院にかかったらいくらかかるか計算しました
病院でかかる費用の内訳は以下のようになります。

初診料(再診料)2820円(720円)
外来診療料 730円
処方箋料 280円~680円
医学管理料 2250円~12800円

ここで医学管理料は以下のように疾患により異なります。
医学管理料の種類
特定疾患療養管理料  225点(診療所の場合)
小児科養指療導料 250点
てんかん指導料 250点
難病外来指導管理料 270点
糖尿病透析予防指導管理料 350点
地域包括診療料 1503点
生活習慣病管理料 650-1280点
さらに薬局で薬をもらうときには以下の料金も発生します

調剤料(内服)500円
調剤料(頓服)210円
調剤基本料 410円
薬剤服用歴管理指導料 410円

これらを合計しますと5510円~18560円(3割負担で1653円~5568円)となります。実際はこれらの費用に加えて薬剤費用が発生します。

特に、医学管理料は疾患により大きく異なり2250円から12800円ととても幅広い料金体系となっています。しかし、オンライン診療でこの「医学管理料」にあたる「オンライン医学管理料」は、一律で1000円(3割負担の方は300円)となります。

この医学管理料の部分(1653円から5568円)がオンライン診療では300円になるのでその分、対面診断よりも安く済みます

普通の診察を風邪で診てもらう場合は最も安い自己負担額の1653円という場合もありますので、オンライン診療の方が高くなることもありますので注意してください

しかし、高い場合ですと5000円を超える場合もありますので、そのような方がオンライン診療にすることにより、3000円以上安くなることになり料金面でのメリットとなります。

まとめ

 料金が高くなることを心配してオンライン診療に踏み切れない方がいると思いますが、少なくともオンライン診療での料金が対面診療よりも「相当高額になる」ということはありません。どちらかというと、安くなることが多いことがわかりました
ですが、「オンライン診療はすごく安いわけではない」ので、料金の違いを「オンライン診療をするかしないか」の判断材料にするには少し決定打に欠けると思います。
オンライン診療をするかしないかは、料金よりも「病院までの移動の負担」であってり、「休みがなかなかとれないから通院できない」といった点の方が重要かもしれません。

また、オンライン診療のメリット・デメリットがあるので、オンライン診療を本当に検討している場合はこちらも読んで慎重に判断することをおすすめします。





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監修薬剤師プロフィール

大学病院の専門薬剤師

【経歴】外資系製薬の学術からオファーの経験を持ちTOEIC815を有する専門薬剤師。

▶オンライン診療やドラッグストアで売っている薬で病気が治せたらいいなと思い、当サイトを立ち上げ。

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