2020年4月より慢性頭痛をオンラインで診療することが厚労省に認められました。
今後、頭痛の治療は「オンラインで行われるのが普通」になると思われますので、どのような流れで診療が行われるのか解説しています。
目次・・・
そもそも頭痛とは?
頭痛があるのに病院に行かない理由
✔ 受診が面倒
✔ 頭痛外来などの病院がない
✔ ドラッグストアの痛み止めでなんとかなる
✔ 1-2日で収まるのでそこまで支障がない
✔ 大きな病気が隠れていることがある。
✔ 治療薬の選択肢がたくさんある。
一言で頭痛と言っても種類があります
片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛・その他の一次性頭痛・薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)
頭痛の種類によって治療法が変わってくる
忙しくて病院・クリニックに掛かれないとうい人や近くは遠隔診療(オンライン診療)で頭痛外来を受診するのがおすすめ
事前の対面診療やCT・MRIなどの検査で一次性頭痛と診断されている患者に限る。
オンラインで頭痛を見てもらえる病院・クリニックはここ!
当サイトが調査した結果、オンラインで頭痛診療が可能なクリニックは以下のようになっています。気になるクリニックがあればチェックしてみてください。
たとえば、ノルウェーでの調査で満足度は遠隔診療群と対面診療群で同様であり(88.8% vs. 92.3%、p = 0.35)、女性、片頭痛患者、農村部の患者、都市部の患者の満足度に差はなかったとされています。参考:Muller KI, et al. Telemedicine in the management of non-acute headaches: A prospective, open-labelled non-inferiority, randomised clinical trial. Cephalalgia 2017; 37:855-863
わが国でも、頭痛専門医の少ない地域での診療や、特に予防治療を行っている再診患者での通院の手間や待ち時間の解消、それに伴う受診日調整の容易さなどの面で遠隔診療が有用ではないかと考えられ現在徐々に広がりを見せています。一度、遠隔診療での頭痛の治療を検討してみてください。ただし、遠隔診療は初診は必ず対面診断を行うことが必要になりますので、お近くの頭痛の治療を行っている病院を探しましょう。
オンラインで頭痛の診察が認められたのもいい機会ですので、頭痛がひどいけど、病院に行く暇がないという人はぜひ利用してみてください。